食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06260140149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えAspergillus niger MOX株由来食品用酵素パーオキシダーゼの用途拡張に関する安全性評価について科学的意見書を公表
資料日付 2024年4月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月10日、遺伝子組換えAspergillus niger MOX株由来食品用酵素パーオキシダーゼの用途拡張に関する安全性評価について科学的意見書を公表した(3月12日採択、PDF版9ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2024.8712)。概要は以下のとおり。
 当該食品用酵素パーオキシダーゼ(フェノール供与体: 過酸化水素オキシドレダクターゼ、EC 1.11.1.7)は、遺伝子組換えAspergillus niger MOX株を用いて、DSM Food Specialties B.V.により生産される。
 当該食品用酵素の安全性評価は実施済みであり、EFSAは当該食品用酵素を食品製造工程1工程にて使用する場合、安全性上の懸念は提起されないと結論した。その後、申請者は当該食品用酵素の用途として1工程を追加する用途拡張を要請した。EFSAは本評価にて、以下の総計2工程の食品製造工程における使用を対象とし、当該食品用酵素の安全性評価を更新した。
 ・ 加工乳タンパク質製造用の乳製品加工工程
 ・ 乳・乳製品の植物由来類似物製造用の植物由来製品・真菌由来製品の加工工程(新規追加)
 欧州集団における当該食品用酵素 - 総有機固形物(TOS)への食事性ばく露は、1日あたり最大0.091 mg TOS/kg体重と推定された。
 前回の科学的意見書にて報告した無毒性量(2,162 mg TOS/kg体重/日)と組み合わせ、EFSAの食品接触材料・酵素・加工助剤に関するパネル(CEPパネル)は、少なくとも23,758のばく露マージンを導出した。前回評価時に提供されたデータ及び修正されたばく露マージンに基づき、CEPパネルは、当該食品用酵素は、修正された意図される使用条件下において、安全性上の懸念を提起しないと結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8712
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